モコナがタチコマを作ったら

メインはホリックとツバサ。その他CLAMP作品・攻殻機動隊などなどアニメや漫画の事をつれづれなるままに。ネタバレ発言も多々、お気をつけを。

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ツバサ-WoRLD CHRoNiCLE- ニライカナイ編 Chapitre.6-2

2015.01.26 (Mon)
目を開けた小狼がみたものは、黒い霧に包まれ、木々が枯れ果て、無数の魔物が飛び交う荒涼とした風景。
「これは・・・!」

「オレの視界を小狼君に映したんだ オレ達には『裏』に来た時からずっとこんなものがみえてたよ」
ファイの使った魔術は視界を共有する魔術。

穏やかな顔をした『裏』ニライカナイの人達を思い出す小狼。
「あのひとたちも・・・」
モコナが恐れていた理由。
「すごくすごく怖かったよ・・・ みんな 血も流れてて 小狼が襲われちゃうかと思ったの・・・」
「そんな・・・ おれには・・・ 綺麗で明るくて穏やかな景色と人達しか見えなかった・・・」
「もう一度 目 閉じて」
小狼に魔法を使うファイだが。
「だめだ・・・ 小狼君自身の視界でオレ達と同じものをみるようには出来ない」
驚くモコナ。
「ファイの魔法でも?」

黒鋼はファイに理由を聞く。
「何故だ」
「・・・小狼君が あの姫神様が言ってた『黄泉に触れたもの』だからかも」

「・・・術を解いてくれ」
小狼の言葉に動揺するモコナ。
「でも! みて 危ないものかどうか分からないままだと小狼が!」
「それでも おれだけが違う景色がをみる事に意味がある筈だ」

ファイが小狼にかけた術を解く。
目を開けた小狼には再び美しく輝いたニライカナイがみえた。
「やっぱり綺麗な所にみえる?」
「・・・ああ」
黒鋼は小狼に告げる。
「他人の視界で何が起こるか分からねぇこの場所で動くより まだみえているものが真逆なほうがましだろう だがな おまえの目にどう見えていようが 俺が命に関わると思ったら 全てたたっ斬る」
「・・・そうならないよう心する」
「ふん」
黒鋼が小狼の頭を乱暴にわしゃわしゃと撫で回し、小狼はぐらぐらになっている。

ファイとモコナはそんな小狼と黒鋼を横目に。
「さてー これからどうしよっかー」
「ここで何をすればいいのかな」

小狼が一つの方角を指さす。
「あそこ 凄く強く 光ってるんだ」
小狼の目には山頂が二つに分かれた山の中腹が光り輝いてみえている。
「・・・」
「オレ達には 物凄くおどろおどろしくみえるよ」
黒鋼とモコナそしてファイには黒い霧に覆われた恐ろしげな何かとしかみえない。
「おまえはどうしたいんだ」
「行ってみたい」
黒鋼はすぐに歩き始めている。
「ここでは 小狼君のカンに従うのが一番の近道だろうねー」
「モコナもこわいけどがんばる!」
「さっさと行くぞ」

「・・・ありがとう」



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