モコナがタチコマを作ったら

メインはホリックとツバサ。その他CLAMP作品・攻殻機動隊などなどアニメや漫画の事をつれづれなるままに。ネタバレ発言も多々、お気をつけを。

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ツバサ-WoRLD CHRoNiCLE- ニライカナイ編 Chapitre.5-3

2014.12.22 (Mon)
何が待っていても おれが出来る事をする

「・・・それが分かっているなら 良いだろう」

孔雀が手を差し出す。
「渡り銭を払ってね」

「三途の川かよ」
黒鋼のつぶやきにファイが
「さん・・・?」
「あの世とこの世を分ける川だ」

「レーテみたいな・・・ いや あれは忘却の泉か」三途の川がよくわからないファイ
「ファイ お金 持ってる?」
モコナに問われて懐を・・・全身を探るファイ
「うん ちゃんと・・・ ・・・・・・」
「・・・おい」

「さっき 海に墜落した時に落としちゃったかもー」
『くわっ』と怒りモードになってファイの頭を鷲掴みで締め付ける黒鋼
「あ それ その子のせいじゃないよ」
「あ!?」

「『表』のものは持ち込めないから」
「お金ないとどうなるの?」モコナが聞いてみる
「あっちにいけない」
「えええええええ!?」ギャーンと大袈裟にショックを受けるモコナ
小狼が懐から巾着を取り出す
「?? 小狼は落としてない??」
「そのようだ」
小さな巾着から十円玉が3枚手の上に出てくる。

その十円玉を見た孔雀の顔色が変わる。
「すごいもの持ってるね 『幸運』が籠められている それも強力な 小狼が術で造ったのかな」

「・・・いや 譲り受けた」
もうひとりの小狼『四月一日君尋』が辛い思いをして手に入れてくれた、幸運の籠められた十円玉・・・
その十円玉を孔雀に手渡す小狼
「渡り銭には十分だ」

「その扉に触れればもうひとつのニライカナイだよ」
ファイ、黒鋼が扉に触れると扉が輝きだした
「有難う」
「どういたしまして」
最後に小狼が扉に触れるとカッと輝きが増す
「・・・『裏』に 求めるものが居るかもしれない 選択を間違えてはいけないよ 小狼」
「え?」

扉の向こうに消えていった小狼達。
見送る孔雀。
廃屋の天井には、闇に隠れて今までの事をみていた何者かの目が光っている。
そして魔力が絶え、小狼が造った灯りがフッと消えた。


小狼が目を開けるとそこは花と蝶が舞う明るく美しい場所
「ここが・・・ もうひとつのニライカナイ?」
考えていた場所とはあまりに違う光景に戸惑う小狼
「『表』でみた あの枯れた木達は何だったんだ・・・?」
少し離れたところに杖をついた老婆の姿が見える
「ちょっと 話を・・・」
老婆に走り寄る小狼を黒鋼が抜身の『銀竜』を手に慌てて抱え込む
「馬鹿野郎!」
老婆に向けて『銀竜』を構える黒鋼
ファイも気配に気付いて身構える
「ここ何 こわい!!」
仲間の警戒態勢とモコナの叫びに戸惑う小狼
「え・・・?」


連載5回目終了です。
いよいよ四月一日が集めたものが働き始めました。十円玉がまさかの渡り銭とは・・・。
孔雀が言った『求めるもの』ってサクラなんでしょうねえ。

気配に一番敏感な小狼が気付かないって何なんでしょう?小狼の間抜け面で次回に続くとは・・・。


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