モコナがタチコマを作ったら

メインはホリックとツバサ。その他CLAMP作品・攻殻機動隊などなどアニメや漫画の事をつれづれなるままに。ネタバレ発言も多々、お気をつけを。

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ツバサ-WoRLD CHRoNiCLE- ニライカナイ編 Chapitre.5-2

2014.12.21 (Sun)
真っ暗な島内を進んでいく小狼達。
「暗いねー 良くみえないー」とファイの頭の上でモコナが怖がっている。

「こんくらいなら いけるだろ その先分かれ道だ」夜目のきく黒鋼が先導する。
「相かわらず すごい夜目きくよねー 黒りん」
「忍者っぽーい!」
ファイとモコナが茶化すと
「忍者だ」頭の上のモコナごとファイの頭を鷲掴みにする黒鋼。
「いたい」ファイとモコナがかすかに悲鳴をあげる。

「雷火」小狼の指先にポウっと小さな雷による明かりが灯る。
「灯りに気づいて害をなすものが寄ってくるかもしれないから 小さくてすまないが」
「ありがと! 小狼!」ファイの頭の上でモコナが喜んでいる。

その時、ファイとモコナが灯りの向こうに何かを見つける。
「あ・・・」
「お家・・・?」

「というより 廃屋か」

魔力を持つ小狼とファイが気配を探るが
「ひとの気配は・・・」
「・・・ないね」
「何か この世界を知る手がかりがあるかもしれない 行ってみよう」
小狼に促されて廃屋に近づいていく。

ピクっとモコナが反応する「・・・・・・」
モコナを頭に乗せているファイが気付く
「どうしたの? モコナ」
「なんだかちょっとヘンな感じなの・・・」
「大丈夫か?」小狼も声かける。
「なんか・・・ お腹の中ヘンなの・・・」
黒鋼はモコナを横目で見て
「どこが腹だよ てか 中どこに続いてんだ」
「モコナに失礼な! ここあたりだよ!」モコナは『ぷんすかぷん』と怒って頭の上で飛び跳ねながら体の半分から下あたりを示している。
「痛えのか」急に良い人モードの黒鋼。
「痛くはないの 大丈夫 ごめんね」
ファイと小狼もモコナを気遣う
「無理しちゃだめだよ」
「辛くなったらすぐ言ってくれ」
「うん みんなありがと」

「開けるぞ」
黒鋼が廃屋の扉を乱暴に開けると、そこにはフードを被った男がひとり座っていた。男は異様に長い錫杖のようなものを抱えている。
「ひとはいねぇんじゃなかったか」
「その筈だ」
「・・・ってことは」

男が錫杖を手に立ち上がりフードを外す。
「きれいなひとー」フードを外した男の顔を視てモコナが声を上げる。
「ありがとう それから ニライカナイへようこそ 『表』のニライカナイから来た旅人達」
男の言葉を聞いて小狼が聞き返す
「ということは ここは『裏』なのか」
「分かりやすくそう言っただけで どちらもニライカナイだよ そして ここは『間』だ」
小狼が作った灯りを挟んで向かい合う男と小狼達。
「同じだけど違う もうひとつのニライカナイへ渡る為に しなければならないことがあるから」
男の指差す先には、表面に女神を象ったようなレリーフを施した円形の門のようなものが立っている。

「冥界へ渡る為の関所のようなものか」
「君の世界ではそう言うのかな 小狼」
「名前を・・・」
「知っているよ ニライカナイでそう名乗ったのなら 届くから」
緊張感を増すファイと黒鋼
「そう警戒しないで 真名ではないんだから」
「・・・それも知っているのか」
「こちらばかりが知っているのは公平ではないね 『孔雀』と呼んでくれればいいよ」
「それも偽名かなあ?」ファイが問いかける
「ただの遊び人だよ 名前も遊び」
「・・・・・・」相手を見定めるように見つめる小狼
「さて どうする?」
「もうひとつのニライカナイへ渡る為に しなければならないことを教えてくれ」
「あちらで 何が待っているかわからないのに?」
その言葉にみんなの決意を口にする小狼
「何が待っていても おれが出来る事をする」


ん、なんとかいつも通り3回で終われそう。連載5回目の終盤は明日以降に。

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