2013.02.12 (Tue)

『ヱヴァンゲリヲン新劇場版:Q』を観てからもう2ヶ月位になるけど、まだモヤモヤするので書き出してしまおう。
ネタバレも随所に出てくるのでこれから観るっていう人はご注意!
予備知識無しで観始めると最初から「なに?」の連発。
舞台は前作『破』から14年後なのだが、その間の説明はほとんどなし。
意図はわかるけどね。14年間封印されていたシンジの目線に合わせることで、シンジの不安感や困惑を共有させようって事なんだろうね。
それはいいんだけど、それならそれで作品の後半部分で、何があったのかを簡単に説明する場面があってもいいんじゃないですか?
14年といえば、ほぼ歴史ですよ。それをすっ飛ばしといてフォロー無し。さすがエヴァです。さすが庵野です。「また、ヤッチマッタナー」と叫びたくなる。
外伝のようにして、空白の14年間でもう一本作ろうとしているんじゃないの?
前作までが、登場人物の紹介にすぎない2作だったと、考えてしまうほどの大展開もちょいと気分悪い。
もしも、作品全体のストーリーが最初から決まっていたとしたら、最終局から逆算して新キャラも登場させていたのだろうな。『Q』からの展開を考えるとマリの登場も必然で、彼女なしではストーリーが展開できなくなってしまう。何ともあざとい逆算。
ゲンドウは、リリスの王なんて言われるほどの大物になっちまってるし。
ゼーレのメンバーさんは人じゃないし。
ミサトは、40半ばのオバちゃんのはずだし・・・。
細かい所でウザいほど疑念があるわけだけど、それは後日書きましょうね。
あ、ひとつだけ。ヴンダー前艦長の加持さんはどうなったんだよー!