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十二国記『黄昏の岸 暁の天』 | 泰麒帰還作戦

2013.06.26 (Wed)
黄昏の岸 暁の天 十二国記

丕緒の鳥』がいよいよ今日あたりから書店に並ぶはずです。
その前に、十二国記中で一番消化不良になっている泰麒のストーリーが題材になっている『黄昏の岸 暁の天』について書いておこうと思います。

本編というか『風の海 迷宮の岸』で登極し、その後行方不明となってしまった、泰王・驍宗と泰麒に何があったのかがわかる作品です。『魔性の子』と合わせて一つとなる感じですね。『魔性の子』が泰麒・蓬莱編、こちらの『黄昏の岸 暁の天』が十二国編といったところでしょうか。

物語は、泰王と泰麒を失ってから6年後、冤罪を着せられながらも泰王を探し続けた将軍・李斎が慶国に救いを求めることから始まります。
そして、李斎の話から驍宗と泰麒に何があったのかが明らかになります。戴国で起きた謀反により、驍宗が行方不明に、そして泰麒は鳴蝕によって蓬莱か崑崙に流されてしまい、何らかの事情で戻ってこれなくなっている事が確実になります。
ここから陽子・延王・延麒の胎果トリオ主導で、十二国麒麟オールスターズによる泰麒捜索帰還作戦が始まります。
角を失い只人となってしまっている泰麒の捜索は難航しますが、やがて廉麟によって発見されます。

泰麒を連れ戻すため触を起こすのですが、只人となってしまっている泰麒が触を抜けるには、泰麒を高位の仙にするしか手がないことがわかります。そこで、延王が蓬莱に渡りその場で泰麒を雁の太師に叙し連れ戻します。

十二国に戻った泰麒ですが、気を失ったままです。角を失い麒麟としての能力も失くし、その上使令の暴走で穢れきっていました。
李斎の直談判が叶い蓬山の西王母によって泰麒の穢れは払われます。が、使令は西王母が預かることとなります。

慶国へと戻り、やがて目を覚ます泰麒ですが、その時慶国で内宰一派の不満分子による弑逆の企てが起こり、自分の存在が慶国の負担になっていることを感じ取ります。
李斎とともに戴国に戻ることを決意した泰麒は、誰にも告げずに旅立とうとするのですが、陽子に見透かされていました。延麒を通じて、旌券や路銀を渡され戴国に向かうのでした。


麒麟としての能力を失い、使令も持たない泰麒と右腕を失った李斎が戴国に戻ってもただ殺されに行くようなものですが、現在発表されている十二国記シリーズの中では、作品中の時系列的に最後のお話ですので、その後の泰麒と李斎や驍宗そして戴国がどうなったのかは明らかにされていません。
続編を切望します。


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