モコナがタチコマを作ったら

メインはホリックとツバサ。その他CLAMP作品・攻殻機動隊などなどアニメや漫画の事をつれづれなるままに。ネタバレ発言も多々、お気をつけを。

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マルドゥック・スクランブル

2013.04.03 (Wed)

マルドゥック・スクランブル 圧縮

『攻殻機動隊 ARISE』の脚本を担当することになった冲方丁の最初期に描かれた小説です。最近アニメ化され劇場公開になりました。
原作と同様に3回に分けての公開でしたね。

作品のイメージとしては、「攻殻機動隊」に近い世界観ですが、こちらの方が科学的に更に先に行ってしまっている感じです。

ストーリーとしては、事件に巻き込まれ丸焼きにされて殺されかけた少女娼婦のバロットが、禁じられた技術によって命を拾い更に特殊能力を得て、委任事件担当捜査官と共に事件を解明していくという内容です。

委任事件担当捜査官というは、戦争用に開発された技術で肉体改造された者達です。
彼らは、戦争が終結した後、進みすぎた技術が戦争を拡大させたとする世論によって抹殺されそうになるのですが、その能力の有用性を証明し続ける限り生存を許されている存在です。

バロットとコンビを組むのが、改造によって何にでも変形する能力を持ったしゃべる金色のネズミ。ウフコックです。
そして、敵となるのが元は委任事件担当捜査官としてウフコックとコンビを組んでいたボイルド。彼の能力は重力制御です。こいつがムッチャ強い!例えるならターミネーターとランボーを足したような無茶苦茶な強さです。

彼らの戦闘とその中でのバロットの成長がストーリーの骨子になっています。

原作では、『マルドゥック・スクランブル』と時間軸的に前の作品として『マルドゥック・ヴェロシティ』が発表されていて、「マルドゥック・スクランブル-09法」が制定された経緯と、ウフコックやボイルドが委任事件担当捜査官として活躍し、その中でボイルドが道を分かつ経緯を描いています。
また、『マルドゥック・スクランブル』の後の話として、『マルドゥック・アノニマス』が出版されることになっていますが遅れているようで未刊です。『マルドゥック・スクランブル』と『マルドゥック・アノニマス』をつなぐ作品として『マルドゥック・フラグメンツ』という短篇集は刊行されていて、期待度は上がっているだけに早く出版されることを祈っています。

まぁ、冲方丁は直木賞候補にもなっていまや売れっ子ですからズルズル延びてしまいそうですけど。

そういえば、xxxHOLiC画集「胡蝶ノ夢」にも冲方丁の書き下ろし掌編小説が収録されていますね。


マルドゥック・スクランブル 燃焼


マルドゥック・スクランブル〈改訂新版〉

マルドゥック・フラグメンツ