モコナがタチコマを作ったら

メインはホリックとツバサ。その他CLAMP作品・攻殻機動隊などなどアニメや漫画の事をつれづれなるままに。ネタバレ発言も多々、お気をつけを。

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xxxHOLiC・戻<レイ> 連載第53回

2016.11.14 (Mon)
四月一日が目を開けると、暗闇の中に無数の光の玉が浮かんでいる。
「久しぶりだね」
光の玉に指で触れながら遥から声をかけてきた。
「少し前にもお会いしたと」
「その顔が久しぶりだな、と」
「顔・・・?」
「迷子みたいな」
「・・・確かに 途方にくれてるかもしれません
「遥さんは色んな事をご存知ですよね」
「どうだろう 随分、偏っていると思うけれど」
「・・・・・・
「・・・座敷童が『呪謌』になろうとしていて」
「また珍しい『名』を聞くな」
「遥さんでもですか」
「寺にいて長かったが『呪謌』を実際目にしたのは一度きりだね」
「色んな 力あるモノたちが欲しがっていて
「その中に 『次元の魔女』がいると・・・
「・・・『次元の魔女』って呼ばれるのは・・・」
「私は 侑子さんしか知らないね」
「侑子さん・・・ なんでしょうか
「あんなに捜してもいなかったのに
「待ってもいなかったのに
「本当に 侑子さんが・・・」
「君はどうしたいのかな
「すべては 『誰かがどうするのか』じゃない
「『自分がどうしたいのか』 だよ」

四月一日が夢から覚める。
ベッドの上で身を起こすと、襖を小さく開けてマルとモロが覗き込んでいる。
「おはよ」
四月一日が声をかけながら手で『おいでおいで』と二人を呼ぶ。
「おはよー」「おはよー」
『ぱたぱた』とマルとモロが駆け寄って来てベッドに『ぼふん』と飛び乗る。
「お庭の四月一日が言ってた樹 お水あげたよー」
「あとハーブも摘んで台所に置いたー」
「二人ともいい子だ」
四月一日が『ちゅ』とすると、二人が揃って声をあげる。
「きゃー♡」

「ごめんください」
「客か」
「お客様だ」「お客様だ」
四月一日はベッドから降りて着替えを始める。
「着替える 案内しておいてくれるか」
「はーい」
二人が声を揃えて返事をして『ぱたぱた』と部屋を出て行く。

「自分が・・・ どうしたいか・・・か」

客が待つ部屋に四月一日が入っていくと、一人の女性が椅子に座って窓の外を眺めている。
「お待たせ致しました」
「こ こんにちは」
「え!?」
客の顔を見た四月一日が思わず声をあげる。
客は座敷童と同じ顔の少女だった。違うのは和服か洋服かという所くらい。
「え?」
「あ・・・いえ
「あんまり知っている子に似ていて・・・」
「そ、そうなんですか」
「・・・すいません 驚かせてしまって
「今日は どんな御用で?」
「あの・・・
「最近 不思議な夢を視るんです」
「どんな夢を?」
「鳥籠に閉じ込められている夢です」


「ホリック 戻」第53回でした。
まるまる四ヶ月間が開いての掲載です。これはもう休載していたということなんだと思いますけどね。週刊雑誌に掲載する意味がどこにあるんでしょう。
そんな状況でも、一直線に話が進むわけではなく、座敷童のそっくりさんが出てきてしまいました。どんどん後回しにされている感のある『竜の使いの卵』ですが、これって座敷童の危機と関係あるんですかね?

こっちが止まっている間に「カードキャプターさくら」の方は順調に進んでいるわけで、12月2日には単行本の第1巻が発売になりますね。


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