モコナがタチコマを作ったら

メインはホリックとツバサ。その他CLAMP作品・攻殻機動隊などなどアニメや漫画の事をつれづれなるままに。ネタバレ発言も多々、お気をつけを。

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xxxHOLiC・戻<レイ> 連載第49回

2016.04.11 (Mon)
雲ひとつない夜、ミセの上に月がのぼっている。
縁側に四月一日が座っている。
突然『さあっ』と雨が降り始め、雨童女が現れた。

「・・・いらっしゃい」
「使いが来たわ」
雨童女の手元から『ぱたぱた』と羽音をたてて小鳥のようなものが四月一日の元へ飛んで行く。
四月一日の手のひらに乗るとともに術が解け、四月一日の襟元を飾る房飾りに変わる。
房飾りを服に付けながら、四月一日が立ち上がる。
「見て頂きたいものがあります」
「・・・分かったわ」

ミセの座敷で向い合って座る四月一日と雨童女。
雨童女は、いつもの専用すのこの上に座り、四月一日の横には布を被せた物が置かれている。
「紅い真珠を譲ってくれるの」
「いいえ」
雨童女は、怒ったような厳しい顔をしている。
「代わりに
「お譲りしたいものがあります」
四月一日が、横に置かれていた物を覆っていた布を取り、雨童女の前に出す。
「これは・・・」
雨童女が、目にしたものに目を丸くする。
四月一日が、雨童女に見せたかったものとは、小狼と共に御嶽への旅をした鳥籠だった。
「店に来た理由は
「ある花を運ぶ『容れ物』だったんですが」
「ただの容れ物だとは思えないわ」
「ええ
「次元を渡って
「また、ここに戻ってきました
「力を得て
「大切なものを守れる力を
「これをお譲りします」

「何の為に」
「この中にいれば守られる
「少なくとも
「現状より何かが悪化したり進む事はない」
「・・・この中に座敷童を匿え、と」
「そうです」

「それじゃあ根本的な解決にならない
「あの子が消えない為に私が欲しいといったのは紅い真珠よ」
「けれどそれを渡すには対価が重すぎる」
「覚悟の上だと言った筈よ」
「それで貴方が座敷童以上に苦しんで
「もし、もう二度と逢えなくなるとしたら
「あの子が、どれ程辛いかわからない貴方ではないでしょう」

「それでも」
「それでも
「別の道があるのなら探しましょう
「待たせる座敷童には申し訳ないけど
「貴方がいてくれればきっと心強い
「おれに会うのが嫌なら会わなくていい
「この籠の中で待ってもらっている間に
「おれが紅い真珠を使う以外の解決方法を探します」


「ホリック 戻」第49回でした。
なるほど、座敷童を籠に入れて守ってしまおうということですか。
と、すると。次からは琥珀の龍なんですかね?
次回は第50回。なんだかんだと続いたもんですねぇ。
そういえば、もう随分とマルとモロが出てきてませんね。


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