モコナがタチコマを作ったら

メインはホリックとツバサ。その他CLAMP作品・攻殻機動隊などなどアニメや漫画の事をつれづれなるままに。ネタバレ発言も多々、お気をつけを。

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xxxHOLiC・戻<レイ> 連載第47回

2016.02.29 (Mon)
「・・・望んだから ですか」
四月一日が闇の中で侑子と対面している。
侑子は四月一日の顔を見つめ、ただ優しい笑みを湛えている。
「小狼に必要なものを探す時
「おれが貴方が居てくれる世界を望んだように
「小狼も もう一人の小狼に ただ逢いたかった
「けれど 逢ってしまったから
「あんなに胸が痛かったのか
「おれが
「貴方とあの世界で別れた時のように」
侑子がその通りだとでも言うように微笑む。
「・・・おれが渡したものは小狼の助けになったでしょうか
「少しでも前に進む為の糧になったでしょうか」
侑子は何も言わないが、その表情は大丈夫だとでも言っているように穏やかに微笑んでいる。
その笑みを見て四月一日の表情も、安心したように緩む。
「・・・だと 良いんですけれど」
その時、大量の水が何処からともなく流れ込んできた。
「なんだ・・・?」
急激に水かさを増していく水に、為す術なく四月一日は飲み込まれた。
「水が・・・!」
水に飲み込まれた四月一日は、遠くに人影を見つける。
「!!」
水の中で手を繋ぎ、必死に祈るサクラと姫神の姿。
四月一日は、手を伸ばそうとするが、そのまま水底に沈んでいった。

ミセのベッドで目を覚ます四月一日。
隣には椅子に座った百目鬼がいる。
「・・・さくらちゃん達が いた
「きっと 小狼達を助ける為に・・・
「夢で・・・」
「いたのはそれだけか」
百目鬼の問いかけに目を隠す四月一日。
「・・・侑子さんが いたよ」
「何か 言ってたか」
「何も・・・
「でも
「侑子さんだった」

襖を開け百目鬼が廊下に出てくる。
廊下にはモコナが待っていた。
「モコナと話が出来るようになった
「いろいろ終わったけど・・・
「でも、また・・・
「みんな辛い思いをしたみたいだ」
廊下に膝をついてモコナの話を聞く百目鬼。
「・・・そうか」
「四月一日も、だよな」
百目鬼の表情が固くなる。
「・・・侑子さんが いた
「と言っていた
「目が覚めた時に」
「・・・そうか」

「・・・飲むか」
「・・・おう」
四月一日の様子を気にしながらも廊下を歩き始めるモコナ。
百目鬼は、手の上に『あの卵』を取り出し話しかける。
「・・・その時が来たと分かっても
「おれは本当にこれを使えるんでしょうか
「あんなあいつを
「側でずっとみていて・・・
「・・・侑子さん・・・」


約4ヶ月ぶりに本編復帰の「ホリック 戻」でした。
ツバサの方を追い越さないように帳尻を合わせていた感じですね。
モコナの話によると、小狼達は無事に裏のニライカナイから脱出したようです。
ツバサは次回が最終回ですが、こちらの方は、座敷童の件と、琥珀に閉じ込められた龍のようなものの件が手付かずですから、もう少し続きそうですね。


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