2015.08.21 (Fri)
暗闇の中、いつもの簡素な服装で何かを祈るようにサクラが膝をついている。
目を開けると、そこに姫神が現れた。
姫神もまたいつもの巫女服姿。
「夢 ね ここは」
「うん 夢だ」
夢を渡ってサクラに会いに来た姫神。
姫神も膝をついてサクラに向き合う。
「小狼達が御嶽に着いた 小狼は神樹に導かれて中へ」
「その中には何が」
「逢いたいひとが待っている
亡くしてしまった逢いたいひとが
そして選択を迫られる
その選択でニライカナイが変わる
小狼自身も」
ふたりは向き合ったまま両手を繋ぐ。
「また・・・選ばなければならないのね」
姫神とサクラは額を合わせる。
「ひとは選び続けなければならない
ある意味
死して 尚
選ぶ
それがひとの定め
でも
小狼やサクラ達の迫られる選択はいつも
どちらを選んでも辛い」
二人は手を繋いだまま立ち上がる。
リイイインと鈴の音が続く。
「それでも」
鈴の音とともに二人が同調していく。
「選んで進まなければ」
周りを光の玉が飛び交う。
「亡くしてしまったものたちの為にも」
パアアアと二人が激しく輝く。
鈴の音が更に響く。
二人の姿はそれぞれの正装に変わっている。
二人が声を合わせる。
「出来る事を」
Chapitre.12 「招かれた小狼」の後半終了です。
なんか起こしてみたら短くなってしまいました。
今号はページ数自体少なかったですね。
勝負服に着替えたサクラと姫神が、夢で援護射撃するんでしょうか。


×××HOLiC・戻(1)
×××HOLiC・戻(2)
×××HOLiC・戻(3)
電子書籍【BookLive!】




×××HOLiC・戻 1巻
×××HOLiC・戻 2巻
×××HOLiC・戻 3巻
目を開けると、そこに姫神が現れた。
姫神もまたいつもの巫女服姿。
「夢 ね ここは」
「うん 夢だ」
夢を渡ってサクラに会いに来た姫神。
姫神も膝をついてサクラに向き合う。
「小狼達が御嶽に着いた 小狼は神樹に導かれて中へ」
「その中には何が」
「逢いたいひとが待っている
亡くしてしまった逢いたいひとが
そして選択を迫られる
その選択でニライカナイが変わる
小狼自身も」
ふたりは向き合ったまま両手を繋ぐ。
「また・・・選ばなければならないのね」
姫神とサクラは額を合わせる。
「ひとは選び続けなければならない
ある意味
死して 尚
選ぶ
それがひとの定め
でも
小狼やサクラ達の迫られる選択はいつも
どちらを選んでも辛い」
二人は手を繋いだまま立ち上がる。
リイイインと鈴の音が続く。
「それでも」
鈴の音とともに二人が同調していく。
「選んで進まなければ」
周りを光の玉が飛び交う。
「亡くしてしまったものたちの為にも」
パアアアと二人が激しく輝く。
鈴の音が更に響く。
二人の姿はそれぞれの正装に変わっている。
二人が声を合わせる。
「出来る事を」
Chapitre.12 「招かれた小狼」の後半終了です。
なんか起こしてみたら短くなってしまいました。
今号はページ数自体少なかったですね。
勝負服に着替えたサクラと姫神が、夢で援護射撃するんでしょうか。

電子書籍【BookLive!】


- 関連記事
-
- ツバサ 春雷記
- ツバサ-WoRLD CHRoNiCLE- ニライカナイ編 Chapitre.13-3
- ツバサ-WoRLD CHRoNiCLE- ニライカナイ編 Chapitre.13-2
- ツバサ-WoRLD CHRoNiCLE- ニライカナイ編 Chapitre.13-1
- ツバサ-WoRLD CHRoNiCLE- ニライカナイ編 Chapitre.12-2
- ツバサ-WoRLD CHRoNiCLE- ニライカナイ編 Chapitre.12-1
- ツバサ-WoRLD CHRoNiCLE- ニライカナイ編 Chapitre.11-3
- ツバサ-WoRLD CHRoNiCLE- ニライカナイ編 Chapitre.11-2
- ツバサ-WoRLD CHRoNiCLE- ニライカナイ編 Chapitre.11-1