モコナがタチコマを作ったら

メインはホリックとツバサ。その他CLAMP作品・攻殻機動隊などなどアニメや漫画の事をつれづれなるままに。ネタバレ発言も多々、お気をつけを。

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ツバサ-WoRLD CHRoNiCLE- ニライカナイ編 Chapitre.11-3

2015.07.20 (Mon)
「何を 何時 何処で使うかは聞いていない」

小狼の話を聞いた黒鋼が、四月一日から受け取ったものを見て言う。
「移動に使えそうなもんは見当たらねぇぞ」
ファイもそれらを見て、
「でも 確かにそれぞれ『力』は感じる」
「術具か」
「あけても?」
ファイの確認に小狼が頷く。
ファイと一緒にモコナも近づく。
「小狼の怪我をなおすものあるといいんだけど」

ファイが開けようと手を伸ばすと、箱や包みに入っていたものたちが自ら『ふわ』と表に出てくる。
その様子にモコナも驚きの声をあげる。
「わぁ!」
「自分から出て来てくれるなんて 親切だねぇ」
『もげたマスコット人形の首』『先遣』『鳥籠に入ったひょん』が宙に浮かんでいる。

黒鋼が、フワフワと浮かぶマスコットの首に近づく。
「・・・なんだ こりゃ」
手を触れようとした黒鋼をファイが制する。
「触らないで」
マスコットの首に伸ばしかけた黒鋼の手がピタと止まる。
「来る時渡した硬貨もだけど ここにあるものも なかなか凄い代物だよ」
モコナがお腹をさすりながら、
「モコナも中に仕舞ってる時 ちょっとぞわぞわしてた」
「ああ ・・・確かに」
「術関係は分からん」

ファイが目を閉じてそれぞれのものに手をかざす。
そして、その中の一つを『ス・・・』と指さした。
「・・・これ」
ファイが選んだものは『先遣』。
小狼の上半身を抱き起こしながら黒鋼が聞く。
「何が出来る」
「移動魔法だ まさしく『行きたいと願う所へ連れていってくれる』」
「それ どこでもいいの?」
「一度きりだけどね」
小狼は苦しげに先遣を見る。
「これで・・・ 御嶽にいけるのか」
「うん それだけの力はある でも だからこそ それ程のものを 今 使っていいのかは難しいね」
「一回使っちゃたらなくなっちゃうから・・・?」
「そうだね」

小狼の上半身を支えている黒鋼が、軽く小狼の頭を小突く。
「あの店主から受け取ったのはおまえだ おまえが選べ」
目を閉じ、考えを整理する小狼。そして、目を開ける。
「使う まず御嶽へ行くのが先だ」
小狼の言葉に先遣の移動魔法が発動する。
シュルルと小狼達の姿が消えた。

小狼が眩しさに目を開けると、そこは沢山の実をつけた光り輝く巨木がそびえていた。



Chapitre.11「四月一日が集めてくれたもの」はここまでです。
やはり先遣を使いましたね。あとの残りは『もげた首』と『鳥籠に入ったひょん』。
なかなか使い方が難しそうです。



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