モコナがタチコマを作ったら

メインはホリックとツバサ。その他CLAMP作品・攻殻機動隊などなどアニメや漫画の事をつれづれなるままに。ネタバレ発言も多々、お気をつけを。

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ツバサ-WoRLD CHRoNiCLE- ニライカナイ編 Chapitre.11-2

2015.07.20 (Mon)
ニライカナイに来る前の世界で四月一日と話す小狼。
小狼は詰め襟の学生服を着て、首にヘッドホンを掛けている。

「モコナ達に眠ってもらってから話したい事って何だ 君尋」
辛そうな顔で四月一日が話す。
「・・・夢を 見たんだ」
「おれの夢か」
「・・・うん」
「どんな夢だったか聞いてもいいか」
「詳しく言う事は出来ない その内容を知るには払う対価が多すぎる でも 小狼が二度と目覚めない夢だった」
小狼が驚愕の表情を浮かべる。
「・・・・・・ ・・・そうか」
小狼の手に抱かれたモコナは『すぅ すぅ』と寝息を立てている。
「その夢は『既に決まっている未来』なのか それとも」
「あの夢のままにしない為に 集めたいものがある その為におれに『願って』欲しい」
「必要なものを集めて欲しい と?」
頷く四月一日。
「それは君尋にとって 辛かったり危なかったりはしないのか」
視線を落とし黙る四月一日。
「・・・・・・」
「・・・君尋」
何かを決心したように顔を上げる四月一日。
「そうだな 小狼には嘘はつかないと約束した 手にいれなきゃいけないものは 今 おれがいる『世界』にはない」
「それは・・・」
「別の次元に渡らなければならない でも そこには今のおれでは行けない 今のおれの『記憶』を持ったままでは いけない世界だ」
「!!」
驚く小狼。
「・・・それは・・・ 記憶をなくすという事か」
「無くならない その世界にいくと 忘れる」
「元の世界に戻ると記憶も戻る・・・のか」
四月一日は小狼の言葉に頷く。
「欠けずに か」
「うん けれど 記憶を消して世界を渡った事はないから どうなるかは分からない」
「君尋・・・」
小狼の表情には四月一日への気遣いが表れている。
しかし、四月一日は決然とした表情で小狼に告げる。
「でも 必ず手に入れて戻る」

「だけど 『願い』には対価が必要だ」
「君尋が別の世界に行かなければならない程の 願いの対価か」
「それでも あの夢を現実にしない為に おれは出来る事をしたい」
「・・・わかった」
小狼も決意する。
「君尋・・・ 頼む おれに必要なものを手に入れて欲しい そして どうか 大事なものを無くさずに戻って来て欲しい」

四月一日は小狼に告げる。
「その願い ・・・叶えよう 必ず」



Chapitre.11「四月一日が集めてくれたもの」の2回目でした。
四月一日が、侑子のいる世界に渡った経緯がようやく明かされました。しかし、対価が何だったのかはわかりませんね。
次で、Chapitre.11は終わりにしますね。


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