モコナがタチコマを作ったら

メインはホリックとツバサ。その他CLAMP作品・攻殻機動隊などなどアニメや漫画の事をつれづれなるままに。ネタバレ発言も多々、お気をつけを。

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ツバサ-WoRLD CHRoNiCLE- ニライカナイ編 Chapitre.10-1

2015.06.20 (Sat)
跳ね返された矢を受けた小狼が大量の血しぶきの中崩れ落ちる。
その姿を見た裏の女が叫び声を上げる。
「きゃああああ!!」

「小狼君!」
「小狼!」

小狼の前に両手を広げて立ち塞がり、駆け寄ろうとするファイ達を近づけまいとする女。
「やめて! 近づかないで!」
ファイ達には、その姿は亡者が唸っているようにしか見えない。
モコナは、その姿に怯えながら
「何 言ってるか分かんないよ!」
「小狼君に近づけたくないみたいだな」

小狼に近づこうとするファイ達の黒い影に女が訴える。
「貴方が射った黒い矢が 鳥の前で曲がってこの方に当たったのよ! 鳥は羽ばたいていただけなのに!」
ファイ達を睨む女。

今目の前で起こった事を苦々しく思い返すファイ。
「俺は・・・ あの鳥が攻撃を反射して来たとき 魔力を殆ど無力化していた あの矢に力は篭もっていない それに ほんの少し小狼君の肩にかすっただけのように見えた」
「モコナにもそう見えたよ」
「あの鳥の攻撃があいつに当たった時も同じだ あの女はすり抜けて」
「小狼君には当たった」
「小狼 あれもすごく痛そうだったよ・・・ ちょっと当たっただけみたいだったのに」

倒れている小狼を見つめ何かを考えるファイ。
「・・・・・・・・・」
不意に手に抱えていたモコナを黒鋼に投げ渡すファイ。
「離れてて」

おもむろに魔力を指先に集めていくファイ。
「・・・何のつもりだ」
「確かめたい事がある」
「てめぇ・・・」
「昨夜 賭けで勝って決めたよね 3つオレの言う事を聞くって これで2つ目だよ」

ファイの様子を睨みつける黒い鳥。
黒い鳥が、いきなり大量の矢でファイを攻撃する。
鳥の攻撃を巧みにかわしていくファイ。
しかし、その一つが『バシッ』とファイの肩を掠める。
「ファイ!!」
モコナが叫ぶ。

掠めた攻撃の跡を確かめたファイ。血が滲んでいるが深手ではない。
「・・・やっぱり 黒様もさっき攻撃が掠ったけど本当に掠り傷だけだ オレも同じ 視認出来た攻撃とダメージに差異はない 小狼君だけが・・・ なぜ あんなに・・・」

ファイの背後で銀竜を構える黒鋼。
「気は済んだな 阿呆」
黒い鳥が黒鋼を攻撃する。黒鋼は構わず銀竜を一閃。
「破魔空龍覇!!」
黒い鳥が「ギイイイイイ」と鳴き声を残して砕け散っていく。
その様子を見ていた亡者の姿をした女も何かを呻いている。その姿は涙を流しているようにも見える。

呆れたように声をあげるファイ。
「わぁ 一撃」
「どこが同じだ 俺ぁ血なんぞ流してねぇ」
グイと傷を負ったファイの腕を掴む黒鋼。
「そっちは・・・ 義手でしょう まぁ オレ 黒たんみたいに戦闘仕様の人じゃないからー ちょうど良く当たるとか なかなかねぇ」
「・・・」

「それより小狼君だ オレには回復魔法はないから 早く 治療出来る所に運ばないと」


とりあえずここまでということで、残りはまた明日以降に。
しかし、月刊誌の休載は長く感じますね。
休載の間にホリック戻の方が連載再開して、さらにこちらも休載中です。(^o^;)



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