モコナがタチコマを作ったら

メインはホリックとツバサ。その他CLAMP作品・攻殻機動隊などなどアニメや漫画の事をつれづれなるままに。ネタバレ発言も多々、お気をつけを。

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xxxHOLiC・戻<レイ> 連載第40回

2015.05.12 (Tue)
持参した『琥珀』らしきものについて百目鬼と四月一日が話をしている。

「成分的にはそうらしい」
「らしいってなんだよ」
「成分は琥珀と同じだが中身がな」
その時、琥珀の中に封じられたものが『すいっ』と動いた。
「!?」目を見張る四月一日。
「動い・・・た・・・?」
「生体反応があるそうだ」
パスタのフォークを抱えながらモコナが百目鬼に聞く。
「琥珀って中で生物が生きられるのか?」
「無理だろうな 通常なら」
「通常じゃないってことか」
「教授が、おまえなら何か分かるんじゃないかと」
「教授、この店のこと面倒な物の鑑定屋か預かり所と思ってねぇか」
「・・・・・・」
「否定しねぇのかよ」

「対価は支払うそうだ」
「結構いいもん持ってんだよなぁ 教授」

「依頼は」
「それが何か、を知りたいそうだ」
「その願い 叶えよう」

「さて 冷める 喰え」
「おう」
「モコナ パスタおかわりー あと酒ー!」
琥珀を横目で見つめる四月一日。


夜が深まった頃、マルとモロがパジャマ姿で枕を抱えながら四月一日の寝所にやってきた。
「四月一日ー いっしょにねる?」「いっしょにねる?」
ふたりの頭を撫でながら
「今日は夢で用があるんでな」
「分かったー また一緒にねようね」
「おう」と応えながらふたりのおでこにキスする四月一日。
「きゃー♡」とはしゃぐマルとモロ。
ふたりが出て行くのを見送って、四月一日はベッドに入る。
「ま・・・ 叱られるだろうなぁ」

四月一日が夢の中で目を開ける。
四月一日と百目鬼遙が縁側に座っている。
「・・・遙さん・・・」
「やあ 久しぶり」
「・・・ごめんなさい」
「謝るようなことをした自覚はあるってことかな」
「それは・・・ はい」
「そんなかわいい顔されたら 叱れないなぁ
 みんなを心配させて
 私に叱られる覚悟もあって
 それでも
 彼の欲しいものを探したかったんだろう」

「・・・はい」
「なら それでいい」
「いいんでしょうか」
「いいんだよ 心配させるのは子供の仕事だ」
「子供 ですか」
「孫の友人だ 私にとっては子供だよ いつまで経っても」

「つまり いつまで経っても 遙さんには頭があがらないって事ですね」
「そうとも言えるね」

「そういえば 百目鬼がまた妙なものを持って来ましたよ」
「あの子もすっかりそういうのに詳しくなってしまったねぇ」
「琥珀なんですけど 中で何かまだ生きてるらしくて」
「ほう 何がいた?」
「まだ はっきりとは」
「中身も気になるが こういう『もの』はね 来るべき時に来るべき所へ来るものだ」
「あれも そうなんでしょうか」
「それはこれから分かるだろう すでに縁が繋がったから」


連載再開2回目でした。
遙さんいいですねぇ。歳をとらなくなった四月一日が、子供と言われてどこか安心しているようです。
今回は、なんかテキストがいつもと違ってますね。いつもは句点が入ってないんですけど今回は一部入ってます。


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