モコナがタチコマを作ったら

メインはホリックとツバサ。その他CLAMP作品・攻殻機動隊などなどアニメや漫画の事をつれづれなるままに。ネタバレ発言も多々、お気をつけを。

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xxxHOLiC・戻<レイ> 連載第39回 連載再開

2015.05.01 (Fri)
四月一日が集めてきた品々を黒モコナが『ごお』と吸込む。

モコナ通信で映し出された小狼の前にそれらの品が並ぶ。
「それが 役に立ってくれるといいんだけど」
「立つさ」

「君尋が集めてくれたんだから」

「また会える日まで 元気で」
「旅に 幸 多からんことを」

通信が終わり、映し出されていた小狼の姿が消える。


「・・・それでも」
侑子との別れ際の情景を思い出す四月一日。
「また逢えて 幸せだったわ 四月一日」

その四月一日の表情を不安気に見上げるモコナ。
「四月一日・・・」

「届け物が小狼達を幸運に導いてくれるといいんだけど」
「大丈夫だ」
「小狼も言ってただろう 四月一日が一生懸命集めたんだ 絶対に役に立つ」
「・・・モコナ」

「それに! モコナがいるしな! モコナが何とかする!」
えへん!と胸を張るモコナ。
「おお あっちのモコナはこっちと違って頼りになるか」
モコナはぷんすか怒って足を踏み鳴らす。
「失敬な! モコナ程 頼りになるモコナはいないぞ! 上司にしたいモコナ 常に一位だ!」
四月一日はそんなモコナを軽くあしらって、
「まぁ 上司にしたいかは別にして 働いてくれたんだ ボーナス代わりにいい酒 あけてやるよ」
支度に行く四月一日にモコナが『きゃー すてきぃー』と歓声をあげながら、
「やった! さすが おさんどんして欲しい系男子 常に一位!」
「いらねぇよ そんな一位」

「マルー モロー 手伝ってくれー」
「はーい♡」
マルとモロがぱたぱたと足音を鳴らしながら楽しげに駆けて来る。
「いっぱいお手伝いするー」「いっぱい いっぱいー」
「期待してるぞー」

そんな四月一日を見送ってひとり部屋に残ったモコナが呟く。
「・・・役に立つ 絶対 四月一日があんなに辛い想いをしたんだから」


着物姿でミセの庭に『しゃわわわわ』と水を撒いている四月一日。
「だから玄関から入れって言ってるだろうが」
食材を詰め込んだ、モコナのワンポイント柄が入ったエコバックを下げて百目鬼が入ってくる。
「こっちのほうが近い」
「ホタルイカあったか」
「いや だがスルメイカの新子があった」
「そりゃ珍しい 筍は」
「あった」
うーんと唸りながら、
「ここんとこ 和食だったし パスタにするか」
「いいだろう」
「おまえの意見なんざ聞いてねぇよ つか 相変わらず偉そうだなホントに」
百目鬼を見る四月一日の表情が変わる。
「・・・何処寄ってきた」
「スーパーと魚屋だ」
「それ以外」
「特には・・・ いや 信号待ちの時 霊柩車が通ったな」
「それだ」
百目鬼の肩に手を伸ばし『ぱしっ』と何かを掴まえる四月一日。
四月一日の手には小さな黒い影が握られている。
四月一日が『ぐっ』と力を込めると四枚羽の白く丸いモノに変わる。
四月一日が放すとそれは『ひらひら』とミセの外に飛んでいった。
「店に入って来るとは 長いこと寝てる間に結界が緩んだな 結びなおさねぇと」

百目鬼の持ってきた荷物を持つと、水撒きのホースを百目鬼に渡してミセに上がる四月一日。
「最後まで撒いてから来い」
「・・・おう」


パスタとワインが乗った食卓を囲む百目鬼、モコナ、四月一日。
百目鬼とモコナが声を合わせて、
「いただきます」
「はいよ」
パスタをフォークで巻き取りながらモコナが感嘆の声をあげる。
「うまいぞこれ!」
「新子があたりだった」
「褒めてつかわす!」
さらにパスタを巻きながら、
「な! 百目鬼」
「おう」
「だから おまえらは なんで そんな偉そうなんだよ」


「で 見せたいものがあるっていってたな」
「ああ」
モコナのワンポイントが付いたエコバックをごそごそ探る百目鬼。
「んなもんに入れて来たのかよ」
『んなもん』呼ばわりされたモコナが茶々を入れる。
「素晴らしいエコバックじゃないか!」

百目鬼が取り出したのは手のひら程の大きさの木箱。
四月一日が受け取り、蓋をあける。
箱のなかには透き通った石のようなものが入っている。
「・・・琥珀?」



「ホリック・戻」再開です。
いやぁ~、やっちゃうんですね並行連載 (^o^;)
CLAMPさん達またキツくなりそうですね。

ここからのホリックは、ツバサの方とはどんな感じで繋がるんでしょう?


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