モコナがタチコマを作ったら

メインはホリックとツバサ。その他CLAMP作品・攻殻機動隊などなどアニメや漫画の事をつれづれなるままに。ネタバレ発言も多々、お気をつけを。

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ツバサ-WoRLD CHRoNiCLE- ニライカナイ編 Chapitre.8-1

2015.03.20 (Fri)
夢でさくらと逢ってきた四月一日が目覚める。

その側ではモコナが待機している。
「大丈夫か」
「おれが夢から醒めたら 皆いつもそう言うな」
「みんな同じ気持ちだからな」

「さくらちゃんと逢えた 集めたものを小狼達に渡した事も伝えられたよ」
「そうか・・・」

「安心しただろう きっと」
「だといいけれど」

「渡したものたちがどう役に立つのか 正直 おれにも分からないものもある その上モコナ達を通じての連絡は出来ない よな・・・今も」
「おう」
「それでも 出来る事がある筈だ おれは店でおれの出来る事をやる」


玖楼国でさくらが目覚める。
その傍らには桃矢が立っている。
「兄様・・・」
「『夢』の中にいたのか」
ぼんやりと頷くさくら。
「怖い夢じゃなかったか」
「ううん 逢って 励まして貰ったの あのひとはいつも私達を安心させようと 心を配ってくれる」

「わたしは一緒に旅に行けなかったけれど 玖楼国で出来る事をやろうと思うの」
「・・・・・・」
「大丈夫」

「無茶をして傷をつけたら 大事に想ってくれる人達がどれ程 辛いか 分かってるから」

「・・・良く 分かってるから」


裏のニライカナイを進む小狼達。
黒鋼が先行し、小狼とニライカナイの女を挟んで、ファイとモコナが後から続いている。
「あの・・・ やっぱり 私達が先に歩いては駄目ですか 前が・・・ 怖くて・・・」
女の目には黒鋼の姿が黒い塊のようにしか見えていない。

「おれは この世界が君と同じようにしか見えない」
「同じに視えてはいけないのですか」
「今はまだ分からないけれど 違うように見えるひとが同行している事にも意味があると思う だから申し訳ないけれどこのまま行かせて欲しい」
女は後ろを歩くファイの黒い塊と、前を歩く黒鋼の黒い塊を見るが、やはりどうにも怖いらしく、
「・・・では・・・ こうしててもいいですか」
と、小狼の腕にしがみついてきた。
「・・・ああ」

後ろからその様子を見ていたモコナとファイは、
「ファイ・・・ 小狼大丈夫なのかな」
「うーん・・・ 小狼君が了承しているからなぁ でも 変化を見逃さないように気をつけていよう」
「う・・・うん モコナも頑張る!」
震えながらも鼻息荒く気合を入れるモコナ。

「!!」
黒鋼が何かを感じて身構える。

びくびく震えている女に腕を捕まえられた小狼が黒鋼の異変に、
「何かあったのか」
「・・・後ろから見られていた」
「それはそうだよ モコナ達後ろにいてみてたもん!」
モコナが震えながら場違いに訴える。
「・・・・・・」
さらに気配を窺う黒鋼にファイが、
「オレ達以外の気配だった?」
「・・・今は 感じねぇ」
異常を察知することが出来ない小狼はその様子に、
「・・・・・・ 気を付ける」

緊迫した雰囲気の中ファイが笑いながら、
「何か ニライカナイ来て 黒ぽん 忍者なんだよアピール激しいよねー」
ファイのツッコミに黒鋼がキレて、ファイの頭を鷲掴みに締め付ける。
「いや ほんとに いたい いたい」


今日にところはここまでです。
時期をハッキリとは特定できませんが、この頃の四月一日は、まだ無茶していたんでしょうね。
先月出た第1巻ですけど、これを書いている時点で限定版はもう売り切れ寸前みたいですね。

BD付き ツバサ‐WoRLD CHRoNiCLE-ニライカナイ編(1)限定版


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