モコナがタチコマを作ったら

メインはホリックとツバサ。その他CLAMP作品・攻殻機動隊などなどアニメや漫画の事をつれづれなるままに。ネタバレ発言も多々、お気をつけを。

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ツバサ-WoRLD CHRoNiCLE- ニライカナイ編 Chapitre.6-3

2015.01.26 (Mon)
ミセの縁側で煙管を燻らせながらモコナと酒を飲んでいる四月一日。
「どうした」
モコナの様子がおかしい。何やら体をさすっている。
「・・・なんか このあたりがヘンというか」
「どのあたりだよ」
「お腹」
「・・・・・・ ・・・どこが腹だよ」
「モコナに失礼な! ここ あたりだよ!」
ぷんすかぷんと怒りながら口の下から足の付け根辺りまでを示している。
四月一日はモコナをなだめながら。
「・・・モコナ」
モコナを手の上に乗せる。
「向こうのモコナを通じて小狼達と話したい」
「おう」
モコナが目を閉じると額の宝石が輝き出す。
しかし、すぐに宝石にユラと靄がかかり輝きを失ってしまう。
「!」
「駄目だ 繋がらない!」
「・・・これは・・・」


裏のニライカナイを進む小狼達。
黒鋼が何かの気配を感じる。
「どいてろ」
口から血を撒き散らしながら襲いかかる犬のような魔物の群れ。
黒鋼が次々と斬り捨てていく。
ファイは闘いに参加できない小狼を庇っている。
次から次へと湧いてくる魔物をひたすらたたっ斬る黒鋼。
魔物の群れを一通り片付けた時、更に大きな魔物が近づいてきた。
黒鋼の数倍はある巨大な犬のようなその魔物は、既に頭から胴体の半ばまでが真っ二つに切り裂かれ半端なケルベロスのような姿で、血を撒き散らしながらも遠吠えを上げて黒鋼に襲いかかってきた。
黒鋼は銀竜を構える。一刀両断、半ばで繋がっていた胴体を完全に切り離してしまう。
大量の血を吹き出し沈黙する魔物。
目を閉じて戦闘から距離をとっていた小狼の足元にまで魔物の血が流れてきた。

小狼が静かに目を開ける。
「・・・小僧 下は見ずに来い」
「怪我は」
「してねぇよ」

「ここは忍者っぽい人に任せよ ね」
「忍者だ つってんだろ イロモノ魔術師」
「ひどいー オレ 魔術ちゃんとつかえるよー」

「こっちでいいのか」

「ああ」
小狼の目には輝く山が間近にみえている。



Chapitre.6はここまでです。
四月一日が久々の出番でした。四月一日の顔がいつものxxxHOLiCより硬い感じです、四人の内どなたが描いたんでしょう?
なんだか「どこが腹だよ」「ぷんすかぷん」って定番になってきたな。


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